話題になっているので、気にはなっていました。
息子は漢字が苦手です。
自分から勉強するのなら、うんこでもいいやって気持ちで、
本屋さんで息子に勧めてみました。
「これやってみたい?」と聞いたところ、
しばらくページをめくったあと、
「こんな下品なドリルやりたくない」と言いました。
大人の私もぷぷっと笑ってしまうような楽しい例題もありましたが、
息子は嫌がりました。
我が子ながら、どうやら品の良いお子さんです。
授業参観などを見に行くと、
誰かが下品なことを言って大うけ、みたいな場面によく出くわします。
こういうのが好きなお子さんが、
自分から進んで勉強するのならよいのでしょうか。
でも、勉強ってそういうものかしら。
うんこでもいいから勉強って、
その考え方がもうすでに違うような気がしてきました。
勉強って、先人が築いてきた英知を学ぶ場です。
その心をも学ぶ場ではないでしょうか。
息子に大切なことを教わりました。
うんこでもよいから勉強してほしいと思った自分を恥じました。