長新太さんといえばナンセンス絵本のイメージですが、この作品は挿絵のみとのことで、また違った良さを味わえました。
てんとうむしにスプーン。はて?何に使うのかと思いきや・・
ほぉ〜、そうきたか!
大人では想像できないような、なんとも可愛らしい男の子の発想がとても新鮮でした。
「かしてあげる」、とっても素敵な言葉ですね。
男の子の想像力が優しさにあふれていて、ワクワクしたり、ほのぼのとした気持ちで読みました。
優しさと可愛らしさ、そしてどことなくユーモラスな感じ。
長新太さん独特の明るい色彩の挿絵がマッチしていて、とても魅力的な絵本です(^^)