6歳の娘と読みました。
私は昔から「妖怪」と聞くと、ヤダな何か怖いし気持ち悪い、と
思ってしまうのですが、
娘は2歳ぐらいから「よーかい」が大好き!
この絵本も、たくさんの「よーかい」が描かれた表紙を見るなり、
パッと飛びついて来たのでした。
と、私みたいな妖怪苦手な人間でも、
この絵本は大丈夫!
私はこの絵本で妖怪が好きになっちゃいました。
なんだかとっても仕事熱心な妖怪の男の子にも好感が持てるし、
ちょっと道を踏み外した感の豆腐屋のおじさんを救ってくれた
妖怪の皆様方も、とっても暖かく見える(笑)。
人間がおいしいものは妖怪にはマズいんだというのも新たな発見だったし、なにより描かれている妖怪たちがとっても細かく、かつ魅力的!
絵本中にも表紙の裏にもたくさんの妖怪が描かれていて、
ほんの端役ではあったものの、私たち親子の注目は
「ふたくちおんな」でした。
いつもしゃべってばかりでご飯食べるのがノロノロの娘も、
ここに口があったらさぞ便利だろうなぁ!と大盛り上がり(笑)。
この絵本で妖怪談義に花が咲き、
こんど妖怪の百科事典を一緒に読もうという話にまでなりました。
妖怪の魅力?が味わえる素敵な一冊です☆
ついでにお豆腐も食べたくなっちゃう!