私が保育園の時に、先生に何度も読んでもらった、クラスみんなが大好きだった絵本です。
私たちはこの本を「めんどりかあさんの本」と呼んでいました。
お話は、「ちいさいあかい(またはしろい)めんどり」や、「おとなしいめんどり」と同じ、イギリス民話です。
でも、終わり方が違っていました。最後、ひよこたちにパンをあげる本はないの?
終わり方が私の記憶とはどれも一致していなくて、ずっと探していたんです。
初出はキンダーおはなし絵本だったんですね。
図書館で表紙を見たときにはピンと来ませんでしたが、絵本を開いたとたん、再会のうれしさに心臓がドキドキでした。
小麦畑の様子、パンを焼く様子が全部私の記憶と一緒でした。
また手にする事ができて、とってもうれしいです。