天気が良くて、やる気満々で起きたおじいさん。
それなのにやることなすこと失敗ばかり。
おばあさんにとっては大迷惑だけど…。
おじいさんの考えたおまじないと、おばあさんの広い心。
ドタバタが繰り返された末に、最後に落胆しきったおじいさん。
今度はおばあさんがおまじないをしてあげました。
老夫婦の軽妙な掛け合いになんとなく気持ちが洗われます。
それを後押しするのが、田島さんの絵。
なんだこりゃ〜。
文章だけを読むと、妙に納得するようなお話しだけど、理屈で考えさせてくれません。
なにせはじけきって、爆発しています。
文章と絵を関連づけるのは、連想の世界。
読み終えて、「それでいいのだ」と思いました。
田島さんの世界に感服です。