24日の朝から25日に明けるまでのサンタの様子が描かれています。
1ページにイラストがいくつもカット割りしてあり、
言葉はセリフになっていて物語の文章がありません。
なので子どもに「どうしてお話がないの?」と聞かれるかと思いきや
(イラストだけのページがあるといつも言われるので)
意外とすんなりと読んでくれました。
サンタは心優しいものかと思っていたら
子供が好意で置いておいたジュースを
「ふんなんだジュースかい」と言ったり
ネクタイや靴下をもらってケチをつけて
お酒(コニャック)をもらって喜んでいるという
ちょっとイメージとは違うサンタさんが描かれています。
最後は
「ま、おまえさんもたのしいクリスマスをむかえるこったね」と
ドライなサンタさんです。
絵がかわいいだけにキャラクターにギャップがあり
何が言いたかったのかなぁ?というカンジでした。