ホッキョクグマのミキと、人間の女の子との出会いのお話です。
一面真っ白の氷と雪の世界に、水色の海と空。
そんな中にぽちっと赤いもの。一体何だろう?
とても色彩が美しく、ミキと女の子が可愛くて、眺めているだけで幸せな気持ちになれる絵本でした。
言葉は通じ合わないけれど、子ども同士の純粋な心は通じ合っているのですね。
最後は、お互いのママのところに帰っていくところも素敵でした。
あたたかいママがいるから、安心して冒険が出来るのですよね。
寒い地方のお話なのに、読み終えてほのぼのと温かい気持ちになれました。
冬に読むのにピッタリの、プレゼントにもオススメの絵本です。