シンデレラのお話の絵本はたくさんありますが,こちらの絵本はシンデレラ自身が語っているところが,何とも新鮮でまた色々な発見もありました。
新しいお母樣とお姉様が初めて家に来るときのシンデレラの気持ち。
亡き母を想うシンデレラの気持ち。
12時の鐘で去る際にお城の階段にぬげてしまったガラスの靴,あれは置き手紙のような気持ちを込めて履きに行かずにそのまま残していっていたのですね。
シンデレラの気持ちがよく描かれていて,今までのシンデレラのお話とはまた違った感覚で読むことができました
キュンとする恋のお話も感じ,大人が読んでも素敵な絵本に思いました。
ガラスの靴がぴったり合い,王子様と幸せになっていくシンデレラ。
そんな中でも決して驕ることなく,「これまでのすべての時間に感謝とゆるしを」と思うシンデレラ。やっぱり心の綺麗な素敵な女性だったのですね!
本当に幸せになるべき女性だったのだな〜と思いました。