子どもたちと読むのが待ちきれなくてこそっと先にフライング。
なんていい絵本なんだろう!
コミカルな感じの絵と文字とは一転、私のこころはジーン。
「あーハワイに生まれればよかった!」
「あーもっと大きな豪邸に住みたい!」
「あーママがもうちょっと若くてキレイだったらなぁ」
なぁんて、日ごろとってもないものねだりの子供たち。
をなだめたり、文句で返したりの私と、
カエルのお父さんがとっても重なります。
いろんなものにあこがれて、想像してみて、でもなれない。
けど、なれないことでいいこともあるんだ、と分からせてくれる
オオカミさんの存在。
そして、最後のカエルくんの
「カエルでよかった!」は、
「このおうちのこどもに産まれてきてよかった!」
と勝手に変換され、私の耳に子供たちの声として聞こえてきてしまい、
ちょっとウルウルきちゃいました(笑)。
そう、今いるところにいられることに感謝をしながら、
今いるところでのライフを、思いっきり楽しんでいこうね!
と、自分自身にも明るく言い聞かせることのできる素敵な一冊です☆