『PLANING THE WILD GARDEN』が原題。
「たねをめぐる いのちたちのおはなし」という副題が魅力的です。
母子が畑で野菜の種をまいている姿から、「私たちはもっと広くて大きい庭に種まきしている」と展開します。
大風、鳥、太陽、雨、川、動物、そして人間。
あらためて、その知恵に驚かされますね。
多角的なアングルが添えられているのも、新鮮です。
ウサギとキツネの例は、その緊迫感も見所だと思います。
軽快なオノマトペも愉快です。
先日草抜きをしただけに、種たちの命を改めて実感してしまいました。
小学生くらいから、体感してほしいです。