きつねのホイティと、三人の陽気なおばさんたちの物語です。
スリランカのお話のようで、絵もなんだかとっても開放的で
陽気な感じ!
人間をだましておいしいご飯を食べて得意になるホイティと、
ホイティの悪だくみを知りつつだまされてあげるおばさんたちの善意、
そして自分たちをバカにしたホイティへの仕返しが、
テンポよく描かれています。
おばさんたちの「仕返し」で、ホイティが最後とんでもない思いを
してしまうのかな・・・と
読んでいる私もハラハラでしたが、
笑ってすますことのできるリベンジで、とってもよかったと思います。
やっぱりおばさんたちいい人!
ホイティも、おばさんたちの料理がおいしかったなぁーと思い出すあたりが、
なんだかおばさんたちとホイティの絆さえ感じちゃう一幕。
5歳の娘にはちょっと長いお話でしたが、
分かりやすいし、先がきになるし、最後もきもちよく終われたし、
とってもいい絵本だと思いました!