私自身が観劇して面白かった歌舞伎の演目「大江山酒呑童子」が、絵本になっていたので、読んでみると、高学年にちょうどいい感じでした。
格調高い贅沢な日本画に、少し古典的ですが練習すれば私でも読める7〜8分の文章でした。
ただ鬼の首の絵は、娘からグロいと言われました。
実際に6年生の教室で読んでみると、酒呑童子がゲームのキャラクターになっているそうで、興味を持って聞いてくれました。
数ヵ月前に「ざしき童子」の絵本を読んだので、予め同じ「童子」でも「どうじ」と「わらし」が違うことを説明させてもらい、私も勉強になりました。
「京の絵本」シリーズは、英文もついています。
高学年〜中高生はもちろん、大人や海外の方にもおすすめです。