この絵本、ちょっと残念なことに表紙カバーの装丁をどこの誰が担当したのか、本の中には書かれてないんです。
すっごく遊び心たっぷりで、“言葉”を大切に楽しまれている方が考えたんだろうな〜と、思える素敵な装丁でした。
(何も書かれていないということは、もしかしたら、かどのえいこさんご本人が書かれたのかもしれませんが、それについても特に何も書かれていないんですよね〜)
本書の中身もとっても楽しめました。
さすが、かどのえいこさんです!!
一つ一つの挿絵も言葉にあっていて面白かったです。
例えば「は」は……、
はがわらった
ははははは
はがおこった
はっ!
大したことないようで、これが声に出してみると、どうです?楽しい気分になりませんか?
特にこの時のイラストはすっごくインパクトがあって、いい感じでした。
後、「さ」も粋なつくりをしています。
(こんな発想、初めて見ました)
さかさま
ンテボサ
きずかさ
らくさ
このページの、描かれている挿絵はみんなサカサマ(笑)なんです。
ぜひ、参加型にして子供たちの楽しんでほしい1冊です。