確か、長男が3歳くらいの頃だったと思います。
図書館のリクエストカードに記入し、取り寄せて頂き、ふたりで読みました。
文字は全くなく、長男には少し難しいかな?と思いましたが、不思議と意味は理解できていたようで、おとなしくページを見つめていたことを今も覚えています。
そんな長男も中学生になりました。
久しぶりに読んでもらうと、「ごめんね、お母さん。僕、よく覚えてないけど、字がない分、当時は鮮明にうつったのかもしれないね。・・・でも改めてこうして読んでみると、心に深いものが染みわたるね」と言っていました。
私も久しぶりに読ませて頂き、長男を抱っこしながら、返却までの間、命が繋がってよかった・・・と。何度も繰り返し読んでいたことを思い出し、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。