おばあさんのミルクを飲んだ猫が、怒られて森へ逃げちゃったで終わるお話なので、終わり方が物足りなかったです。
そして、読んでいる母も、聞いている娘もよくわからなかったのが『ちいさなちいさな』の大きさ。
ちいさなちいさなおばあちゃん、ちいさなちいさな牝牛、ちいさなちいさな猫。家もテーブルも全部『ちいさなちいさな』物なので、絵本を見ている限り何も小さくないのでは?と思ってしまいました。
挿絵は色使いも綺麗で、可愛らしくて好きです。
後から付け足したと言う作者の一言も、小さな子供達が安心する為と言うのも悪くないと思います。
その分、『ちいさなちいさな』の表現がもっと生きていると良かったのになと思えて残念です。