かこさとしさんが 小学校一年生の入学式の頃のことから 6年間を振り返って 書かれた絵日記がこんなにも大切に残されていて 本にされたのに感動します!
大正15年生まれ 福井県武生に生まれ お父さんの仕事で 東京へ 武生での楽しかった子ども時代 東京都と福井の違いなど 子ども目線で感じたことが綴られ また 時代が第二次世界大戦へと向かうのですが・・・・・
それでも 戦争になるまでは 良き子ども時代を楽しんでいて 6年生の時の友達の アダナや スモウ名など こどもらしいなあと思いました
貧しくて 学校を遅刻してくる友達が 先生から叱られているのを見て、家の手伝いで 牛乳配達をしていたのを見て 先生に講義したことなど いろんな事を考え 先生にも言えるほどのしっかり者だったこと
やはり 絵が上手で いろいろ賞ももらい お父さんがカメラで写真に納めてくれていたこと
お父さんは厳しい存在だったようですが かこさとしさんが 学校へ行きたいとお願いすると 承知してくれたことなど お父さんのことも最後に書かれています
小学校卒業の時の絵日記を本にされて なくなるまで絵本を書かれたかこさとしさんの生き方に学ばされます