『ぞうのエルマー』のデビッド・マッキーさんの作品です。
うさぎのスターが、りんご4つでジャグリング。
「こんな事出来るのはぼくだけさ」と悦に入っていると…。
同じ事ができる友だちが次々と出てきて、テンションが下がるスター…。
「わかる、わかる。」と我が息子。
登場するお友だちのキャラクターも個性的です。
それぞれのジャグリングも楽しい。
次から次へとジャグリングを教えてくれた子を捜しての、みんなでの移動が、『いったい誰が?』と読者を夢中にさせます。
色使いが、やはりカラフルで柔らかく、ストーリー同様優しい。
終盤の結論に、「お話自体もジャグリングだな。」と息子が一言。
ラストのページは、楽しさが伝わってきます。
ちいさいお子さんも、楽しめると思います。