森へ野イチゴ摘みにやってきた、双子のこねずみ、ティモシーとサラのおはなし。
友だちのリックと一緒だったのですが、ふとしたことで、
リックの思い出話を聞くことになるのですね。
それは、亡くなったかあさんと木のエピソード。
かあさんの死を、その木が受け止めてくれたのですね。
そして、大きくなるにつれ、その役割が変わっていきます。
死と再生のメッセージ、でしょうか。
リックが懸命に生きた証とでも言えそうです。
ほら、裏表紙の光景、リックが新しい生活も始めていますね。
木のぬくもりも感じられます。
少し長いお話ですが、小学生くらいから、じっくり読んでほしいです。