たいようが2つあったら・・?
並んであるんじゃなくて地球の表と裏みたいな配置なら全世界いっせいに朝がきて夜がきて・・と時差とかなくなるかもしれない・・とか考えてみた。
この絵本の太陽は並んで2つ。昼間は倍暑くて、仕事も何もできない状態。そこで人々は太陽を1つ弓で射落とすことにする。何日も何日も旅を続けやっと弓が太陽に届く山に登り、太陽を1つ射落とす事に成功する。
話自体は「それで?」って思ってしまう展開だけど、挿絵がとてもカラフルでキレイ。遠くまで旅をしている様子が、海の絵でも陸を延々歩いている絵でも高〜い山に登っている絵でもよく分かるし、壮大です。どこの国だろうとイメージがふくらみます。
ただ、私は、最後のページの射落とされた太陽が1つ、弓が刺さったまま落ちていく絵がなんともかわいそうで☆3つ