マキャベリの「君主論」の超訳だそうです。
翻訳でもなく意訳でもなく、超訳ってのがポイントです。
齋藤 孝さんのこのシリーズはわかりやすくて読みやすくて、
子どもにも読んでほしいものが多いのですが、
私自身「君主論」があまり好きではないので、
子どもにすすめたいかといえば、すすめたいとは思わないです。
ただ、世界史にも登場するので、
内容をある程度知っておいたほうが、世界史に出てきたときに、
すっと入ってくるかなと。
そういう意味で、読んでおくのはBetterだと思う。
息子は現在4年生ですが、
高学年になったら読ませてみようとは思います。
そもそも「君主論」は、元外交官であったマキャベリが解雇されたあと、就職活動中に自己PRする目的で、執筆されたものです。
だから、
人間として如何に生きるべきかとか、
子どもの幸福とは何かと考えたときに、
私は、絶対違う。と思うのです。
価値観は人それぞれですが。