大人も子供も、家族で楽しんで読める本です。うちでは、小学生の子供たちが先を争うように熱中して読んでいました。
動物の世界では、オスが求愛するのが一般的だと思っていましたが、思い込みでした。メスが求愛する生き物も、オスが中心になって子育てする生き物もたくさんいて、勉強になりました。
求愛の仕方も千差万別で、これほど多様なのかと驚くばかりです。命がけの求愛行動がある一方、だまし討ちのようなものもあり、読んでいて「え〜!?」と叫びたくなるものもたくさんありました。
家族で読んで、あれこれ感想や意見を言い合うのも楽しい本です。生き物の生態が笑って楽しく学べるところもおすすめです。
ひとつ言えることは、どんな生き物も、子孫を残すために一生懸命なんだということ。私も子育てを頑張ろうと思いました。