転校生の気持ちなんて、転校の経験がないと分からないものですよね。でも、何度も転校している間に、何度も最初からやりなおさなくてはいけなくて、もう何も期待しなくなったり、そこに溶け込もうという努力をすることにつかれてしまうという話はよく聞きます。
友達になるには、いつからとかってないんですよね。その言葉に、ちょっとハッとしながら、いい話だなと思いました。
この話の中では、先生がとても子供たちに好かれていることがすごく伝わってきて、また先生が子供たちをとてもよく見ていて、どの子のことも信じているところが分かり、素敵な学校だなと思いました。超少人数ながらの良さもありますよね。
さりげなく教室の文庫とかに置いておいてほしい本です。