メキシコがまだナオワの国とよばれていた大昔の物語、だそうです。
うさぎは体をもっと大きくして欲しいと神様にお願いに行きます。
大きな、凶暴な、ちえのある動物にこのままだと殺されてしまうから、大きくなりたいのだそうです。
神様はうさぎに、願いをかなえて欲しかったら
トラとワニとサルの皮を剥いでもってこいと言いました。
それはムリだわーーーーーー
それがそれが、そうでもなかったのです。
うさぎってぴょンぴょんとんで可愛らしいイメージがありましたが
なんだかとんでもなく、きつねっぽいと言うか、
メキシコではうさぎってこういうイメージなのかしら?
棒で叩いて殺して皮を剥ぐあたりも、生々しくて
外国文化って感じもします。
でも、昔話ってこんなものかもしれない、とも思いました。
だからうさぎの耳は長いのだよ、というところが
ああ無駄に長いのか、と妙に納得してしまったのでした。
長女はむごい、とも、可哀想ともいわず、静かに聞き入っていました。