11ぴきシリーズ最後の1作となってしまいました。
他の作品に比べて線が太い、荒いのは使っている道具のせいか、はたまた作者がご高齢になられたからか・・・
この作品は他の5作品とは一味違う作風になっています。
最後、11ぴきのねこくんたちがこれ以上ない笑顔を見せているのですから。
最初読んだときは他の作品とあまりにも違うので違和感を感じましたが、何度も繰り返し読むうちにこれで良いんだ、と思えるようになりました。
4歳の息子はジャブがねこくんたちを背中に乗せている場面や、「はあい、どろぬまー」とみんなで泥んこになる場面が大好きです。
やっぱりみんな笑顔が一番ですよね。
これが11ぴきのねこくんたちの最後の絵本になりましたが、最後の最後でとてもいい笑顔を見せてくれて、晴れ晴れとした気持ちになりました。