4−5歳の子供達を対象にしたお話会で読んだ際、とても評判が良い本でした。
最初に、”しずかなこえで よむおはなし、そっと、そっと。。。。”と、とても小さな声で始めると、子供達は、息をのんで、一気に集中力を増します。
ハリネズミの親子を狙ったオオカミが現れる場面では、思わず息を飲み込む子も。針を立てて丸くなったハリネズミを、転がすオオカミ、なかなか諦めないので、子供達は、どうなる事かと、どんどんお話に吸い込まれて行きます。やがてオオカミは、猟師の鉄砲の音に怖じ気づき逃げて行きます。そして、ハリネズミの親子達は、助かるのです。
くらい森で起こる出来事に、子供達は、終止聞き入っていましが、お話が終わった途端、ハリネズミの真似をして丸くなる子もいれば、オオカミだといって、ハリネズミに扮装した子供を転がす子も。お話の時とその後の、子供達の違い様が、面白かったです。