4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。この本の最初のほうはまるで「ありときりぎりす」。よく働くねずみと働かないフレデリック。それも言い訳がよく理解できない、光や色や言葉を集めるという理屈っぽいもの。どうなるんだろう?と思っていたら、冬にえさを食べつくし、目先の幸せ感が薄れた矢先に、フレデリックが働かずに充電していた「言葉の力」を発揮するのです。それで、おなかが膨れなくても幸せ感を感じることができたみたいですが・・・。こういう気持ちって大事だと思いますが、子供にはまだ理解できないことですよね。目先のことしか考えられないし、本当に大事なこととか、気持ちの幸福感とか、そういうものにはまだまだ先にならないと理解できないので、少々早すぎたと思いましたね。