とても凝った表紙の作りだと思いました。
最初は謎めいていて、ドキドキしながらページをめくりましたが、結果としてあまりうれしい謎ではありませんでした。
個人的に好みではありませんが、作品としての仕上がりはよいと思います。
作者の後書きのページは、この本を作った想いが書いてあるので、この本を手にした子どもたちはぜひ、ここまで読んでほしいです。
そして、原爆を作った側、落とした国の側にもこういう思いを持った人たちがいることを知ってほしいです。
小学校の高学年くらいから、中学生・高校生のお子さんたちに。
読み聞かせに使うなら、一学期の終わりころをお薦めします。