何かでお薦めがあり
リクエストしていた絵本で
8月5日にたまたま読みました
翌日は、広島に原爆が投下された日です
で、今日は、9日、長崎に投下された日です
今、また読み返しています
作ったから、使いたい
私自身も戦争を知らない世代です
そんな感覚で作られた物ーとは
考えたことがありませんでした
第2次世界大戦を終わらせるためーと
教えられたような遠い記憶です
親子で作られたこの作品
画面の一部の絵と
文章は短いながら
緊張感ある文章です
「秘密」という言葉は
ワクワクする一方で不安にも感じることがあります
まさに、この作品は、後者です
画面いっぱいに
赤いキノコ雲が衝撃的です
その後の真っ暗の画面が続くのも
普通に
何も知らされずに
普通の生活を送っていた人達は、動物達は
どうなったんでしょう
改めて思うのは
原爆は日本の広島、長崎にしか落とされていないということ
でも、その他にも
実験地とされた場所もあったということ
科学の進歩?と破壊について
人間の営みって何なんだろう?
と、考えさせられます
著者、訳者のあとがきには
ルビがふってあります
是非、読んでいただきたいです
機会をとらえて
小学高学年から
大人も一緒に読むことをお薦めします