もう少し年齢が上の絵のない同作もあるらしいです。
少し文章は長めですが、三、四歳くらいなら聞いていられる内容に原作が短くアレンジされているようです。
悲しいお話ですが、死という悲劇からどう気持ちを切り替えて生きていくか、活力を得ていくかという人生で大人もぶつかる壁の乗りきり方を優しく自然と学べる絵本だと思います。
明快な答えがあるわけでも、読後感がすっきりするわけでもありません。しかし、だからこそ余韻が残り、読んだ子供たちはモヤモヤとした気持ちを抱えつつ、自分なりにこのストーリーと向き合えると思います。