娘が「ぜったいこれ」といって借りてきました。
野良犬が深い愛情のもと、家族の一員となるお話。
まずページをめくると、娘はカバーの表紙の折り返し部分にある文字を指差し、「ここも読んで」。
そこにはあらすじチックな挿絵も施されており
それがすごく気になったようです。
そこには実話をもとに構成されたという説明がされていました。
なるほどー、と思いながら本文へ・・・。
とても深みのある色合いを使ったやさしい絵と感動的なストーリー。
また、ページの構成の仕方、演出がドラマチックです。
(みんなが一週間犬のことが気になって仕方ないシーンや
子供達が機転をきかせて嘘を言うシーンでおじさんの表情をあえてカットしているところ、
あえて文字のないページの多様など)
ひさびさにスマッシュヒットな一冊にめぐり合いました。