視覚障碍者に対する、声のボランティアを長らくやっています。
実際に障害者の方と接しますが
盲導犬を連れた方には、実は・・あまり会いません。
白杖を使いこなせば、かなりのことができるからです。
でも、
この本を読んで、白杖ではなく「犬」である必要性というものを、強く感じました。
犬とふれあい、わかりあい、パートナーとして日々を共にすることで生まれる絆。
光りを失った世界に、新たな光が注ぎ込まれるような・・
そんなイメージでしょうか。
盲導犬も果たす役割は、歩く時の杖替わりだけではないのだと気付かされる一冊です。