『サンカクさん』で登場したシカクさんが主人公。
今回はマンマルさんとの対峙ですね。
前作でも実直な(四角四面な!?)キャラクターですが、
もちろん今作でも健在です。
ひょんなことから、マンマルさんに「天才彫刻家」と勘違いされ、
大阪のおばちゃんさながらの厚かましさで、
マンマルさんの彫刻作成を押し付けられたシカクさんの努力が描かれます。
四角から真ん丸を作る、その難題が、意外な方向で開花。
なるほど、こういう展開もありですね。
でも、あくまで謙虚なシカクさん。
この人柄がいいですね。
幼稚園児くらいから、大人まで、滋味深く、味わってほしいです。