小学校のおはなし会。『わすれもの』の読み聞かせで、豊福まきこさんの作品に出会いました。
心惹かれたので、『おどりたいの』を読んでみました。
表紙と裏表紙は明るい建物の中での光景。見返しに濃紺の舞台のカーテンと白いうさぎが描かれています。扉に深い森のはずれの建物を見つめるうさぎ。
明るい場面と暗い場面が描かれ、読み進めるうちに心が落ち着いていきます。そしてうさぎたちの表情に、こちらも何だかワクワクしてきます。
圧巻は満月の夜の場面。
もうすぐ満月。きっとどこかの森で発表会の準備が始まっているかもしれませんね。