小泉さんの作品だ!
唐草模様の風呂敷?
リヤカーを引っ張っている絵
右側は瓦礫?
と、気になって図書館から借りてきました
割烹着を着たお母さん
行李だ・・・
「もう七十年以上も前のお話です」
あ・・・戦後のお話でした
白黒が基調の絵から
だんだん心がほぐれてくるのと同じように
絵がカラーになっていきます
「どう生きたらいいんだろう」
「生きていていいのか」
重い言葉です
そんなことをずっとずっと考えていたんでしょう
各地で自然災害には遭ってはいますが
平和の日本にあって
戦争や兵役はありません
今のこどもの祖父母世代も
もう戦後生まれが多いかと思われます
でも、ほんのちょっと前に
こんなことがあったんだ・・・
どんな気持ちだったんだろう・・・
と、想像する事は、小学生でも出来ると思います
人の心を救ってくれるのは
人のやさしさなんですよね
あとがきを読んでびっくり
10年前に宮川ひろさんから聞いたお話が元に
なっているそうです
平和の大切さを語り継ぐ絵本として
お薦めしたいです