おかあさんねこの隙をぬすんで子猫が外へ飛び出してしまう、始めての冒険のようなちょっとドキドキするお話です。
2・3歳の子どもって外に出ると『あぶないよ・・』という理由で手をつながれていることが多いと思います。
お母さんの手を振りはなそうとする時ってありますよね。
一人で歩けるよ!ってアピールしてるんですよね。
でも・・お母さんはぎゅっと・・つないでくるし・・
だから・・このちいさなねこに自分を重ねて、一緒にドキドキの散歩を楽しんでいるようでした。
でも・・車に惹かれそうになったり大きな犬にであったりと外は危険がいっぱいなんですね。
お母さん猫が最後に首をくわえて運ぶ絵に子どもたちはびっくりしたようでした。
『おかあさん猫、怒ってるの?』
みんなの抱っことおんなじだよ・・猫のお母さんは抱っこできないからこうやって運ぶんだよ・・と話すとホッとしたようでした。
動物の触れ合う姿も知ることができ古い絵本ですが・・いつまでも読みつなげていきたいなぁ・・と思う1冊です。