やまんばというと 怖いイメージがあります
このお話は やまんばが子どもを抱いた母親と赤ん坊の泣き声を聞きたすけ 母に変わり 赤ん坊を育ててあげるのです
慣れない手つきであやしますが・・・泣きやまず お乳がほしいのだとわかり くまのお母さんに お乳をもらい育てたのです
だんだん大きくなり 「やまのすけ」と名付け 大事に育てたのです
ある日 やまんば山に 人間の侍たちがきて 城を作るために木を切り母ぐまを 鉄砲で撃って ころしたのです
やまんばは 怒り 体を張って 木を守ろうとするのです
「やまんば山のまもりがみになる 一本の木も 一頭のけものも 一羽のとりもとらせん やまのすけを育ててみて わかったのだ」
命をはって 木をまもったやまんばに 涙しました
やまのすけは 大きくなり このやまんばの木を守り 山仕事をし
けっこんし 子供が生まれたのです
♪ねんねん ねんころ ねんころせ おやまの きつねも ねんころせ・・・・♪
こもりうたが 心にしみました
井上洋介さんの絵も 迫力ありました
やまんばの木のお話は しみじみしたお話でした (やさしい やまんばもいるのですよ)