割と文字数が多く、絵もそれほど華やかではないので、子ども受けがいいかどうか疑問でしたが、松谷みよ子さんの作品なので、借りてみました。
やはり、お話がしっかりしていて、赤鬼の心の動きがよくわかりました。
子どももしっかりと最後まで聞き、途中でも、「音が大きくてうるさいよね」とか「あ〜山壊しちゃって」などとポロポロ感動を洩らしながら話に入り込んでいました。
私は『龍の子太郎』で、太郎が太鼓の好きな赤鬼を天に投げ飛ばしてやるエピソードが好きだったので、似た内容のお話に懐かしさを感じました。
でも、どうしても太郎のお話と比べてしまい、太郎の方がドキドキワクワク感が強かったので、ちょっと辛く☆4つとしました。