まっさらな子どもの頭の中はきっと「なぜ?」「どうして?」と、知りたいことでいっぱいなのでしょうね。それをつい親たちは「忙しいからあとでね」とか、面倒だから「それはダメ」などと言って、知らず知らずのうちにその探求心をつぶしてしまっているのかもしれません。
この主人公の女の子エイダはそんな両親の制止も聞かずに、さらに考え続けて溢れる疑問が止まりません。ついにはまわりのみんなも降参し、とことんエイダにつきあってくれるようになります。立派な科学者の陰には理解し支えてくれる人たちの存在が絶対なのだな〜と感じました。
描かれている家具や小物、着ている服などのセンスが良くオシャレなので、イラストをじっくり見るのも楽しかったです♪