息子が幼稚園の頃に、月刊のかがくのともを定期購読していました。これは、そのうちの一冊です。
あずき のことをいろいろと教えてくれる本です。
開始早々、ドーンと大きな たい焼き。美味しそうです〜。次に、たい焼きの断面図。 中には粒あんがぎっしり詰まっています。
続いて、あずきはどのようにできていくのか、その成長の過程が丁寧に丁寧に、美しく細かく描かれています。
最後は、あずきであんこを作ります。あんこを使った和菓子が何種類も紹介されていますが、どれもこれもみんな美味しそうです・・・。私がとくに気に入ったのが、さくらもちかな。葉っぱでおもちをクルッと巻いた姿が、とってもキレイです。
ただ単にあずきの成長記録だけでは終わらずに、あずきを使ってできる食べ物が、繊細で色合い優しく、美しく描かれているところがとっても好印象でした!
私、実はというと、あずきのお料理って好んではあまり食べません。
が!! そんの私でも、この作品を読むと食べたくなるのです。
おだんごやだいふく、かしわもちを。
【事務局注:このレビューは、「あずき」かがくのとも2014年5月号 に寄せられたものです。】