クジラのおなかからプラスチック」 やこちんさんの声

クジラのおなかからプラスチック 著:保坂 直紀
出版社:旬報社
税込価格:\1,540
発行日:2018年12月10日
ISBN:9784845115662
評価スコア 3.67
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  • プラスチックって悪者なの?

    プラスチックが細かくなり、海洋汚染が進み
    ひどいときには、レジ袋がおなかにたんまり溜まったクジラが死に至る・・。
    とても衝撃的なお話です。
    プラスチックとはどういうものか、
    また、それが海を汚しているデータを
    わかりやすく(でも、子供には退屈なデータで)示しています。

    日本でもとうとうレジ袋を有料化するとか、
    ストローを使わない(配らないようにする)とかいう流れになっています。

    私はもうずっと前から、マイバックを持ち歩き、
    また、買い物によって、そのまま自分のかばんに入るようなら
    レジ袋をもらいません。
    それは、プラスチックの削減とかいうより
    ただ、必要がないからです。
    袋はお店のサービスだと思います。
    お店は、お金を払ってレジ袋を買って、サービスで付けてると思っています。
    お店の金銭的負担を伴う、自分に必要ないサービスがいらないのです。
    そして、もしレジ袋を利用させてもらったら
    それは、ごみ袋などに再利用して、その辺に捨てることなく、処理されるルートにのせています。
    たいがいの人がそうなんじゃないかと思うのですが
    その、ちゃんと捨てないことで発生する海洋汚染と、
    レジ袋などの便利なプラスチック製品を使わないようにすることが
    本当の意味でつながっているものなのか・・・。

    近くのごみ処理施設は、プラ類を焼却しても有毒なものが出ない
    丈夫な高温で炊けるの窯に、焼却炉を変更しました。
    ごみをその辺にほっぼらかさないという基本的なしつけと
    焼却炉の改修だけで
    この問題は解決するような気がします。

    この本は、どうしたらいいかというより
    いまある事実を教えているという面では
    意味のある本かもしれません。

    投稿日:2020/06/28

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