乗りもの好きの息子が2歳の時にクリスマスプレゼントでもらった絵本です。
4歳の今でもお気に入りです。
間瀬さんの本はこれが初めてでしたが、家族そろってはまりました。
「すてきなところ」を目指してバスにのってお出かけする話ですが、停留所がすべて子どもにとって「すてきなところ」です。
でも、なかなかバスを降りようとしないお父さんはいったいどんな「すてきなところ」に連れて行ってくれるのか??という期待感が、読むうちにどんどん膨らんでくる絵本です。
息子とは動物園やら遊園地やら港やらを描いたページで色々話が盛り上がりました。
私は絵本にでてくるネーミングが好きです。
ESAM会社の看板はよくでてくるし、遊園地の名前は出津新ランド。
ハンバーガー屋さんのNAOKATALDも笑っちゃいました。
ちなみに夫は、雪の日にありがちな車の事故の場面にちゃんと救急車が描かれていて、更に離れたところに(おそらく事故現場に向かっていると思われる)パトカーまで描かれていることに、感心していました。
唯一の難点は、メインストーリー以外のところで話が盛り上がりすぎて、読み終わるのに時間がかかることです(笑)