イワン・ガンチェフさんの絵が好きです。幼稚園に勤務していた頃、チャイルド社の月刊ワールドえほんを購入していました。その中にガンチェフさんの絵本がありました。色使いとぼかし、にじみ技法のような絵が何とも素晴らしいのです。カラーコピーして額に入れて飾っておきたいくらいです。
この絵本では1本のおおきな木が主人公です。たくさんの鳥が巣を作り、にぎやかにさえずります。たくさんの動物もやってきます。木の周りにはきのこも生えます。そんな木の四季の様子を美しく語りかけています。
作者のインキオフさんはブルガリア出身でたくさんの童話を書いておられる方だそうです。日本ではまだまだ知名度がありませんが、私の持っている絵本は1992年の初版本です。活発に読み聞かせをして紹介しなくては!と思いました。