今、売っている表紙、挿絵でない、描き直し前の、消費税もなかった600円の時に、母が「新聞で」紹介されていたのを見て、買ったもを見せてもらったのが、最初です。
当時はまだ中学生か高校生か。。。。
当時、親が自分の為に(子どもにも、だったとしても)本を買う、というのは、珍しいことでした。(余裕のある家庭ではなかったし)
その時も子どもながら、涙で目がにじみました。
内容は勿論ですが、(40代のパパさんのコメントにもありましたが)私は、娘の問いかけに「新聞社に聞いてごらん、新聞社がいるといったら、そりゃ、いるんだろうよ」と答えて「お父さん」に、そこに私は惹かれました。惹かれた、というのか、娘の問いに「新聞社にきいてごらん」という一読者の背景、というか、新聞社に対しての信頼、というか、新聞とのかかわり方、関係というとちょっと違う気がしますが、その空気、雰囲気、距離、なんというのか、あたたかさ、というのか。。。
何年も経ち、社会人になり、偶然本屋で見かけてすぐ、買いました。
その表紙の雰囲気に中身を見なくても涙がにじみます。
今でも、どうしても目がいくのは、表紙を開け、5ページめくった見開きにある、お父さんの言葉です。
内容より、記憶に残っているのは、そこです。
なので、40代パパさんのコメントを見て「!!」「同じだ!」と思いました。