なおちゃんとお父さん・お母さんの「いってらっしゃーい いってきまーす」からはじまる、とある一日のおはなし。
なおちゃんは保育園へ、絵描きのお父さんは絵を描きに行く前になおちゃんを保育園に送りに、会社勤めのお母さんは夕方のお迎えを担当。変わらぬ毎日がこんなにも彩りよく描かれると私たちの毎日も本当にかけがえのないものなのだなと思わずにはいられません。
ちなみに、伏線がたくさんの絵本で何度読んでも面白いです。
表紙の屋根の上にいる青い鳥。実はほとんどのページにずっと描かれています。そして、青い鳥という文字もどこかにかくされています。
そして、林明子さん好きには思わず「わー!」となる、パン屋さんも。
何度もページをいったり来たりしながら読むのも楽しいですよ。