綺麗な挿絵です。
光のあたり具合であちこちが銀色にキラキラして見えるのです。
(寝る前の本読みで、ベットライトだけで読んでいた時は、本当に綺麗でした)
クリスマスイブの夜、一匹の年老いたロバが、一人ぼっちで寂しくて泣きました。
その悲しそうな声を聞きつけて、サンタさんが、降りてきてくれるのです。
ロバは、誰かが来てくれた、それだけで、温かい気持ちになります。
そして、サンタさんが、まだプレゼントを配り終えていず、
残りは、自分で歩いて運ぶと聞いて、ロバは荷物運びを手伝います。
サンタさんの優しさ、ロバさんの優しさ、とても、心が温かくなります。
暗い夜の長い道のりを二人がおもいやって歩いていく姿が、伝わってきます。
そして、夜明けまでかかって歩き終えた、最終地点で、本当に素敵な事が起こるのです。
それが、サンタさんからロバさんへのプレゼントなのです。
クリスマスには、やはり、こんな素敵なハッピーエンドが心なごみます。