レオ・レオニさんの絵本は、絵は文句なく素敵でいつも気に入っています。ただ、内容的には教訓的でちょっと興ざめすることもありました。
この本も昔読んだ時には、ちょっとね、と思っていました。でも母になった今読み直してみると内容的にも良い本だと思えます。
まず、子供が言葉を獲得する過程を追っていて面白いと思えるのです。文字(音)が言葉になり文になる。そこまではどの子供でも出来ることです。大事なことをいえるかどうかは、周りにいる大人の責任ですよね。
そして、文字達が作り出した大事な文。「ちきゅうに へいわを すべての ひとに やさしさを せんそうは もう まっぴら」この文を、大統領に届けたいと心から思います。そんな行動力のある子供に育てたいし、自分もなりたいと思います。