ナビのレビューに惹かれて、図書館で予約して借りました。
あいさつ、手話、詩、物語、世界の言葉、手旗信号、早口言葉、ことわざ、わらべうた、果ては、クロスワードや地図まで、とても盛りだくさんの日本語の本でした。
書いてある文章も、きらりと光るものばかり。
ただ単に言葉を教えるというだけでなく、自分を大切に、人を大切に、自分と違う文化を大切に、今日を大切に、明日を大切に、知ることを大切に、考えることを大切に、そして生きることを大切にしようということが、行間からたくさん発信されています。
読んでいるこっちが圧倒されてしまう程、中味のぎっしり詰まった言葉のオンパレードでした。
あまりにもぎっしりすぎて、子どもには、うまく読むことが出来ませんでした。
読み聞かせではなく、一緒に声を出して読んでみるのが良いかもしれません。
とても新鮮で、訴えかけてくるものの多い、素晴らしい本でした。