幼稚園で干支の話を聞いてきたようなので
いい機会だと思い読んでみました。
途中まで、そうそう、こんな話だったなぁと
思いながら読んでいましたが、途中から
あれれ?と。私が小さい頃に
聞いた話より、だいぶソフトな感じに
まとまっているなぁという印象を
受けました。牛よりもネズミが早くついた
理由や、猫が十二支に入ってない理由、
けっこう話のメインになるところだと思うの
ですが。これだけふんわりな感じに変えるなら
もっと全体もふんわりとちがう話になっていた
ほうがよかったなぁと思いました。
何しろ、うちにとってははじめての十二支に
ついてかかれた話だったので、このイメージが
強く残ると思うのです。
だけど、ネズミのズルい感じや、猫とネズミの
仲が悪い話にあまりにもクローズアップしてると
息子は悲しい反応をして、いやな話だなぁと
いうイメージをもってしまっていたかもとも
思うので、小さな子に最初に話すためにうまく
まとめられている、とも言えるかもしれません。
お母さんや先生が、こどもたちに十二支の話を
どう伝えたいかで、選ぶとよいかとおもいます。