新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい

お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい(Gakken)

電子マネー時代だからこそ、身につけたい金銭教育!新聞やTVで話題の幼児ドリル♪kキャンペーン対象

トンネルの向こうに」 はなびやさんの声

トンネルの向こうに 著:マイケル・モーパーゴ
訳:杉田 七重
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2018年11月20日
ISBN:9784092906143
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,415
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く
  • 正義とは何か

     読み終わってからもずっと考えさせられる内容である。一つの決断が、歴史そのものを変えてしまった可能性があったとしたら、あなたはどうするだろう。
     
     戦場で、一人の兵士を助けその男が生き延び、歴史上最悪の大量殺戮が行われるほどの独裁者に変貌していたとしたら。歴史の男の心をさいなみ続けるとしたら。

     モーパーゴは、戦争をいろいろな角度・視点から私たちに考えさせる作品を提供してくれるような気がする。
     
     歴史を考える時にの「もしも……だったら」が、こんなにも恐ろしく立ち現れるとは想像もできなかった。
     
     今回考えたのは、正義とは何かということである。戦争中、無益な殺戮を少しでも避けるのは正義なのか?敵兵であれが、根こそぎ根絶するのが正義か?

    少なくとも平時の私たちが正義として考える正義は、戦時の正義とは違う。愛する者を守るために、自分が戦うことで戦争を早く終わらせたいという思いで、戦地に向かった兵士たちの思いを考えさせられた作品だった。
     
     これから戦争作品を読む時には、「正義とは何か」を読む時の一つの軸として加えていきたいと思った。

    投稿日:2019/04/12

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「トンネルの向こうに」のみんなの声を見る

「トンネルの向こうに」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / おつきさまこんばんは

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ライオン
    ライオン
    出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    美しい絵と素敵な物語の古典絵本! 百獣の王となる完璧などうぶつ「ライオン」が作り出されるまでのお話。


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット