題名に惹かれて借りてきたのですが、大晦日を「きょうとあしたのさかいめ」なんて、捉えちゃう主人公のみのりちゃんの感性に感動しちゃいました。
大掃除、餅つき、除夜の鐘など日本の伝統的な大晦日の様子を綴った絵本。
我が家の大晦日と比べると、ちょっと違ったので、息子にはぴんと来ない?!と心配になってしまいました。
特に始まりが、
「きょうは、おおみそかです。
一ねんで一ばんさいごのひです。
あきに、とおくにはたらきにいったおとうさんが、おしょうがつをするために、かえってくるひです。」
となっていて、70年代・80年代の日本?!って、私は思ってしまいました。
でも、子供はあまり気にしていなかったのかも。
お父さんの帰りを待ちわびるみのりちゃんの様子が、普通に自分の姿と重なり合ったようです。
大晦日は夜更かしをしても良いということにすごく惹かれたようで、今年(来年)こそは起きている〜と息子は張り切っていました。
今年もまだ始まったばっかりなのに^^;
お正月ではなく、あえて大晦日に焦点をあてたこの絵本。
なかなかだと思います。
ただ漢字は使われていないにしろ、分量的には少し大目。
長いお話が読めるようになってからおすすめです♪